北海道帯広市の事業創発拠点「LAND」

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AMI YOGA HOKKAIDO

角畠 あさみさん

#20「自分を大切にすることが、地域を元気にする第一歩。地域の価値を共有することが未来に繋がる!」

十勝の事業創発につながる企業の取り組みを、LANDスタッフが取材し掲載する「LANDSCAPE」!
今回は、十勝の豊かな環境で心を動かすヨガや、瞑想を取り入れたマインドフルネスヨガなど、身体だけでなく心にもアプローチする事業を行う、AMI YOGA HOKKAIDOの角畠さんにお話を伺いました!

AMI YOGA HOKKAIDO 角畠 あさみさん

プロフィール
角畠 あさみさん(かくはた あさみ) AMI YOGA HOKKAIDO代表

1985年生まれ、南幌町出身、帯広市在住。2015年まで農業団体でシステム開発に従事。ヨガのインストラクターとして、未就学児から90歳代の高齢者までを対象に延べ1000人に指導を行っている。地域活性化をコンセプトにジムやスポーツ施設だけでなく、お寺・神社・牧場などで空間を生かしたロケーションヨガ®を展開。起業前後の方をサポートしたり、まちづくりに関する活動にも参画している。趣味は読書と、初めての土地や場所を巡ること。

※角畠さんが所属している十勝〇〇婦人部人材育成グループの取材記事はこちら

趣味から生業になったヨガ ~三つのやりたかったこと

ーー角畠さんとヨガとの出会いについて教えて下さい。

(角畠さん)2012年に当時流行っていたホットヨガに通ったのがきっかけです。それまではダイエット目的でサッカーやダンスに手を出していましたが、あまり長続きしなかったんです。小さいころから運動は得意でしたが、大人になってスポーツをするとすぐに体を痛めていました。ヨガはゆっくりした動きで自分に合っていたのか続けることができて3キロ程度減量できたんです。自分の体を変化させることができたという成功体験が、その後もヨガを続ける原動力に繋がりました。

ーーダイエットのための習い事として始められたんですね!そこから本格的にヨガで起業を考えたきっかけはなんでしょうか。

(角畠さん)家族の転勤で2015年8月に札幌から十勝に引っ越してきたんですが、私はそれまで携わってきた仕事が大好きだったので、やりがいのある仕事を辞めた喪失感や絶望感が凄かったのを覚えています。
 これからどうしようと考えた時にまずは、自分の気持ち、やりたいことをノートに書き出してみました。この心の棚卸作業をしたおかげで「ヨガ」「写真」「広報」という3つの挑戦したいことが見つかったんです。この中で最初にチャンスがきたことで起業しようと決めました。そんな矢先に通っていたフィットネスジムのトレーナーから「インストラクターやってみたい人を知らない?」と聞かれたことが転機となり「私がやりたい!」という気持ちが湧きあがりすぐに資格を取りに行きました。
 その後、2016年8月からヨガ講師としてフィットネスジムの業務を受託することから始まり、2017年に独立して起業へと進みました。

インストラクターとして活動を始めたころ

心身を整える ~忙しい現代人に内省する機会を

――角畠さんは、ヨガに関する様々な資格を取得されていますね。幅広い年齢層にサービスを提供するために取得されたのでしょうか?また、受講される方はどんな方が多いですか?

(角畠さん)私は今、未就学児からシニア層まで、様々な年齢やライフスタイルのお客様に合ったヨガプログラムを提供しています。質の良いサービスを提供するために対象者の年齢に対応した資格を取得していった感じです。例えば、保有資格のコアキッズ体操普及員は赤ちゃんが生まれてから立ち上がるまでの、発育発達をエクササイズにした、体幹トレーニングに係る資格です。今後も自身のビジネスプランやお客様が必要とする知識や技術をふかめるため、必要に応じて資格を取得したり満足度を高めていきたいですね。
 また、最近では男性のお客様も増えていますね。健康志向の高まりや、パートナーと共に参加される方がいらっしゃいます。男女の構成割合としては、2017年当初は1割に満たない男性参加者が1〜2割程度まで増加しています。
 2020年4月からはオンラインを活用したヨガレッスンも行っています。オンラインだと一方通行なイメージがあると思いますが、双方向のレッスンを大切にしたいのでお客様がカメラをオンにしてくださっていたら動きをしっかり見て補足することもあります。受講者全体の年齢層は30~60歳代の働き盛りの方が多いですね。

オンラインヨガでの一面。受講者の動きを確認しながら細やかな指示を行う

――働き盛りの方も受講されるんですね。受講される方は、ヨガのどんなところに魅力を感じられているのでしょうか?

(角畠さん)ヨガは単なるストレッチやスポーツではなく、体の動きと一緒に、呼吸法やマインドフルネスなどの瞑想を通して、外に向きがちな私たちの意識を、自分の内側にある心や今に向けることで、ストレスや不安がリセットされ、穏やかな気持ちになれることが特徴です。
 誰でも、ふとした瞬間に過去の失敗や未来の不安といったネガティブなことを考えてしまい、自分で不安やストレスを増幅させてしまうことがあると思います。ヨガを通じてこうした心の負担を軽くする手伝いができればと思っています。人間は1日に6万回思考をすると言われています。忙しい現代に生きる私たちには判断をしない時間って意外と少ないんです。また、「答えは内側にあり、選択肢は外側にある」という言葉が好きなんですが、内省していくことで答えや大切なものが見つかると思います。
 そういった、思考をクリアにしたり、内省する時間を作り出せるところがビジネスマンや経営者といった働き盛りの方に人気がある理由だと思います。

ヨガで結ぶ、人と地域 ~心と体をより快適にする十勝の環境

――角畠さんの事業の特徴として、スポーツ施設だけでなくお寺や神社、競馬場や牧場などさまざまな場所で行う「ロケーションヨガ」に取り組まれていますね。どのような経緯ではじめられたのですか?

(角畠さん)一つは、インストラクターとして地域で働いていくにあたり、他のインストラクターと争うようなビジネスの仕方はしたくなかったということですね。ヨガでは心身をより快適にする環境づくりも大切で、十勝の豊かな景観や空間を活かしたいと思いました。
 場所選びは、自分で探したり、「ウチで開催しませんか?」 とお声がけ頂いたりと色々です。
 もう一つの理由ですが、 私は南幌町という札幌に近い田舎町で育ち、隣接する江別市の高校に通っていましたが、友人からは「南幌町は何もないよね」と言われていました。でも、遊びに来てもらうと「星がすごい綺麗だった!」って言ってくれて、実際に体験したことで地域の印象が変わる経験をしたことがあり、体験が価値観を変えることに気づきました。この経験から「ヨガで整える」と「ロケーションを変える」を組み合わせることで、レッスンに参加する人が普段なかなか訪れないお寺や神社に足を運ぶ機会を作ったり、SNSを通じて告知やヨガをしている光景を発信することで自ずとその場所のPRにもつながり、場所の価値や地域の価値の発信をすることができると思いました。それによって参加者の郷土愛の醸成に繋がったり、地域に関心を持つ方が一人でも増えていけば良いなと思っています。

牧野での開放的な環境

寺院での静寂な環境

――調べると、ヨガの語源は、インドで昔使われていたサンスクリット語「結ぶ、調和する、統一する」といった意味なんですね。ヨガを通して人と地域を結びつけている角畠さんは、事業を通じて今後十勝がどのような地域になっていってほしいですか?

(角畠さん)多世代が過ごしやすく、生きやすい地域にしていくために、地域で何ができるのか考える人が増えていくといいなと思っています。
そして、郷土愛を育んでいきたいです。健康促進に繋がる体験だけではなくふるさとに誇りを持つことに繋げ、地域に対するプライドやアイデンティティの確立に寄与していきたいですね。

---ヨガと十勝の地域資源を組み合わせることで新たな価値を生み出す角畠さん。ロケーションヨガを全国の方に体験していただき、地域への愛着や魅力を共有していきたいといった熱いお話も今回お伺いすることが出来ました。朝に1分だけでも瞑想し、呼吸に意識を向けるだけでも頭がスッキリします。忙しい日々の中にも自分に意識を向ける習慣をぜひ設けてみてはいかがでしょうか。LANDはこれからも角畠さんの取り組みを応援していきます!

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AMI YOGA HOKKAIDO

協力

帯広市経済部経済企画課、フードバレーとかち推進協議会

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