「十勝アグリ&フードサミット」トークセッションの登壇者をご紹介します!
トークセッション➀「一次産業と食の未来 ~今、十勝にできること~」10:00~11:00
盛田 淳夫 氏
敷島製パン株式会社 代表取締役社長
1954年愛知県名古屋市生まれ。1977年成蹊大学法学部卒業。同年、日商岩井(現在の双日)入社。
1982年敷島製パンに入社。1998年社長に就任。同年、発売された「超熟」を食パン市場における№1ブランドに育成。
2008年より国産小麦の育成・活用を通じて食料自給率向上に貢献すべく取り組んでいる。
2018年4月より2021年3月まで中部経済同友会代表幹事を務める。
山本 英明 氏
株式会社山忠HD 代表取締役社長
1959年音更町生まれ。
1982年明治大学工学部卒業、同年東海澱粉株式会社入社。1987年に家業である株式会社山本忠信商店に入社し、営業部長、専務取締役を経て2005年代表取締役に就任。
また、2013年に株式会社プライム・ストリーム北海道ならびにプライム・ストリーム アジア Pte.Ltd(シンガポール)を設立、代表取締役に就任。2021年退任。
荻野浩輝 氏
一般社団法人AgVenture Lab 代表理事
1990年農林中央金庫入庫。有価証券やデータシステムの構築やITリスクマネジメントなどを歴任。
2000年、カリフォルニア大学バークレー校でインターネットビジネスを学ぶ。
執行役員兼デジタルイノベーション推進部長を経て、2019年より一般社団法人 AgVenture Lab代表理事理事長、2021年より農林中央金庫特別参与。
モデレーター:金山 紀久
公益財団法人とかち財団 理事長
昭和31年、札幌市生まれ。東北大卒・北大大学院修了。
北海道庁・鳥取大学での勤務を経て、平成7年に帯広畜産大学助教授となり、同15年に教授に就任。
平成22年~28年に理事・副学長、平成28年~令和4年にグローバルアグロメディシン研究センター長を務め、同年3月に退官。同年7月よりとかち財団理事長に就任。
トークセッション➁「農×テクノロジー~環境負荷低減と生産性向上~」11:30~12:15
濱田 安之 氏
㈱農業情報設計社 代表取締役 CEO ファウンダー
農業情報設計社(2014年設立)は、農業者の熟練度によらず、トラクターが「まっすぐ等間隔に走る」ための農業機械用ガイダンスナビアプリ「AgriBus-NAVI」をリリース。作業の効率化や資材コストの低減につながることから、世界中の農業者様に支持され、同等アプリ内ダウンロード数は世界トップシェア。
2019年には高精度なガイダンスを可能にする「AgriBus-GMiniR」や自動操舵の「AgriBus-AutoSteer」を販売開始、農家のアグリテック化に貢献している。
金 鍾明 氏
アクプランタ ㈱ 代表取締役
国立奈良先端大学院大学にて学位取得(博士:バイオサイエンス)。
UCLA分子生物学研究所にて、酵母菌を用いたエピジェネティクス研究に従事。
帰国後、 理化学研究所 植物科学系研究センターにて研究員として、植物の環境ストレス時の染色体の構造変化を研究。
2018年2月、アクプランタ株式会社を設立し、CEO 代表取締役社長に就任。東京大学大学院農学生命科学研究科特任准教授を兼任。
石井 良明 氏
EF Polymer㈱ オペレーションマネージャー
鍼灸・スポーツマッサージの治療家として活動。東洋医学、漢方、食養生などを通して植物や農業に興味を持つ。ニュージーランド・オーストラリアで2年間の滞在し、6ヶ所のファームやオーチャードでの農業活動を経験。それらの経験から感じた現代農業における疑問の解決を目指すEF Polymer社に共感し、2021年オペレーションマネージャーとして入社。
モデレーター:荻野 浩輝 氏
一般社団法人AgVenture Lab 代表理事
前出(トークセッション1)
学生セッション「トカチダネ~大学生が見た!今の十勝・これからの十勝」13:30~14:30
登壇大学生
・北海道大学「ほくだい畑」
大学のキャンパス内で畑作を中心に農作業や、北海道という地域性を生かした「食と農」について研究しています。栽培する野菜は20種類以上で、少量ながら多品種の栽培をしています。「食の上流から下流まで」をスローガンに生産から消費までを一貫して行っています。北大生は農業への関心が高く、理系・文系・留学生が参加する100人を超えるサークルです。
・筑波大学「農業サークルのうりんむら」
「自分たちの手で一から野菜を育てる」事をモットーに有機野菜を育てています。また渉外活動として、有機農家さんのお手伝いを定期的に行なっています。今年の学祭では、育てた野菜を使った軽食を販売する予定です。農業に詳しい人が集まっているわけではありませんが、農業が好き!なメンバーがたくさんいるので、皆さんとお話できることが楽しみです!
・東京大学「東大むら塾」
千葉県富津市天羽地域・福島県飯舘村比曽地区を主な拠点とし「農業×地域おこしで、むらの未来を変える」をコンセプトに活動しています。富津市では、地元の農家さんのご協力のもと、お米や野菜づくりといった農業活動と、地元の小中学生への学習指導(寺子屋活動)、クラフトビールなどによる地域ブランド化、地域活性化のためのプランコンテストである「むらおこしコンテスト」といった活動に取り組んでいます。飯舘村では、様々な復興支援活動を行なっています。
・立命館大学「学生団体カノール」
全国の生産者と学生をつなげる学生団体です。現在は立命館大学、食マネジメント学部の18人の学生を中心に運営しており、その活動を100人を超える学生が参加学生として支えています。活動目標に「農業に新たな関わり方を」を掲げ、日本の農業を取り巻くさまざまな課題に対して、自分たちにできることを日々模索しています。
・東海大学「阿蘇援農コミュニティプロジェクト」
大学のチャレンジプロジェクトとして熊本県南阿蘇村を中心に人手不足に悩む農家さんの、農作業を手伝う活動をしています!この援農活動を通して農業技術や知識の習得、農業の現状や課題を自ら模索し解決に臨める人材として成長できることを目標としています。農作業の他に、地域貢献や地域活性のため、マルシェでの南阿蘇村インフォメーションを実施。学校近くの畑を借り、作物栽培にも取り組んでいます!
・宮崎大学「地域資源創生学部・学生起業家」
宮崎県を中心として地域の社会・経済状況を分析し地域経済の発展に向け学習を重ねています。今回は北海道という宮崎県とは多くの点で違いのある地域のことについて知りたくて参加させていただきました!初めて北海道を訪れる者もおり不安な面もありますが、遠い宮崎から来たからこそ見えるものがあると思います。これまで学んできたことを活かし、自身の価値観を広げると共に、北海道や宮崎県の地域経済について考えていけたらと思います。
トークセッション③「農林漁食の未来がわかる!十勝アグリ&フード大喜利!」14:45~16:00
【農】
前田 茂雄 氏
前田農産食品㈱ 代表取締役社長
1974年 北海道・本別町出身。東京農業大学卒業後、アイオワ州立大学留学後就農。2009年~顔の見える小麦粉、2016~国産初のレンチン式「北海道十勝ポップコーン」生産加工販売。北海道農業の課題である農閑期→付加価値創造期間として持続可能な雇用型経営体を目指す。
安藤 智孝 氏
㈲コスモス 代表取締役
1979年北海道清水町生まれ。米国留学後、大学教授を目指すが挫折。かながわ国際交流財団、帯広市役所、帯広信用金庫を経て、34歳で実家の肉牛牧場を継承。飲食・GS事業の整理、希少種ブラウンスイス牛の付加価値化、加工品の開発、黒毛和牛繁殖の立ち上げ等に奔走した8年間。2028年までに社長を卒業予定。
坂根 遼太 氏
㈱坂根牧場 代表取締役
1984年大樹町生まれ。帯広農業高校卒業。ニュージーランド語学留学、アメリカ農業研修を経て就農。放牧酪農を活かした、乳製品の製造販売(乳life)、放牧牛肉の販売(草乃牛)、牧場体験も行っている。日本では数少ないアニマルウェルフェア認証農場でもあり、「人と牛を幸せにする牧場」を目指す。
【林】
川瀨 千尋 氏
minotake forest works 代表
池田町の地域おこし協力隊として活動しながら、自伐型林業に取り組む森づくり団体「minotake forest works」を運営。経済性と環境性の両立を目指し、間伐を繰り返しながら複雑な構造に森を誘導していく「長伐期多間伐施業」を行っている。その他、薪やホダ木など森林資源の販売、森林でのイベント開催、庭木などの特殊伐採を行っている。
冨山太一 氏
冨山商店
アーティストとして作品制作をするかたわら、2020年より池田町、士幌町にある所有山林200haにて「近自然森づくり」をはじめる。経済性、生物多様性、防災性、レクリエーションのどれもを可能にする森林管理を目指し実践している。
【漁】
保志 弘一 氏
保志漁業部 副代表
十勝の南部・広尾町で3代続く漁師の家系に生まれ、現在父と共に昆布漁とツブ籠漁を生業とする。環境の変化や資材の高騰、コロナ禍における外食産業の需要減や赤潮による大打撃など、漁業を取り巻く状況が一段と厳しさを増す最中、2013年から参加する地域活動で得た異業種との関わりから、地域・産業の持続可能性を見据えた「次世代の漁業」を掲げる独自のスタイルでの6次化をスタート。星屑昆布を皮切りに、新しい昆布の文化の普及に努めている。
高橋 良典 氏
大樹町サクラマス養殖事業化研究会 会長
北海道青年漁業士に認定され、大樹の若手漁業者の中心的存在。主要魚種のサケの不漁により浜に元気がなくなっているなか、旭浜漁港の低水温性の特徴を活かした養殖漁業に活路を見出そうとサクラマス養殖に立ち上がる。生花苗沼シジミ保存会会長として、全国青年・女性漁業者交流大会で大型ヤマトシジミの保護活動を発表し、水産庁長官賞を受賞。
【食】
杉山 雅則 氏
㈱満寿屋商店 代表取締役社長
1976年(昭和51年)帯広市生まれ。鹿児島県の大学、米国留学、大手製粉メーカー勤務を経て帰郷。十勝産小麦の地産地消と食育活動に取り組む。2007年㈱満寿屋商店の4代目社長就任。2012年自社6店舗のパンを全て十勝産小麦に切り替えた。農林水産省認定の「地産地消の仕事人」。
藤田 惠 氏
㈲十勝スロウフード 代表取締役
1964年北海道帯広市生まれ。帯広畜産大学卒業。
1997年「牛とろフレークⓇ」を開発。
2003年 有限会社十勝スロウフード設立。代表取締役に就任。
2018年からJAXAの宇宙日本食に取組み2021年1月に日本で47番目、北海道初の宇宙日本食として「北海道産牛とミニトマトのハンバーグ」が認証された。
貴戸 武利 氏
㈲中田食品 代表取締役社長
1958年こんにゃく製造業者として創業。
1989年から豆腐・油揚げの製造を始め、十勝産大豆を使用した大豆の味が濃く感じられる製品を作り続けている。
近年は小学校を訪問しての豆腐作り教室、地元高校生とコラボした商品開発などにも取り組む。2016年に3代目の社長に就任、現在46歳。
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