公益財団法人とかち財団/LANDは、2024年10月16日(水)、17日(木)に、北海道・十勝から未来を切り開き、新たな価値を掘り起こすビジネスイベント「KAIKON -開墾-」を初開催します!
十勝の地域資源を巡る「フィールドキャラバン」や、参加者の事業成長へのマインドを刺激する「キーノートスピーチ」「トークセッション」「ピッチセッション」などから、課題解決、連携協業など、さまざまな事業創発を生み出すことを目的としています。
【9月17日更新情報】
・10月16日(水)の「KAIKON TOKACHI CARAVAN」の参加受付を締め切りました!
【9月9日更新情報】
・10月16日(水)の「KAIKON TOKACHI CARAVAN」の視察先が決定しました!
・10月17日(木)の「KAIKON COLLABORATION PITCH」の登壇者が決定しました!
概要
・タイトル:KAIKON -開墾-
・日 時:2024年10月16日(水)10:00-19:30:KAIKON TOKACHI CARAVAN
10月17日(木)13:00-20:30:カンファレンス(キーノートスピーチ、トークセッション、KAIKON COLLABORATION PITCH、ミートアップ)
・開催場所:2024年10月16日(水):LAND(帯広市西2条南11丁目12-1)※集合場所
10月17日(木):IN THE SUITE(帯広市西3条南11丁目1)
・参加人数:2024年10月16日(水):30名(先着順)
10月17日(木):150名(先着順)
・参 加 費:無料(10月17日(木)のミートアップのみ有料)
・参加申込:Peatixページ
イベント概要
10月16日(水)10:00-19:30:KAIKON TOKACHI CARAVAN
十勝の地域資源を再発見するフィールドキャラバン「KAIKON TOKACHI CARAVAN」は、十勝の一次産業など地域資源を活用したビジネスの現場を巡るイベント。新たな事業創出や事業コラボレーションの促進を目指します。
【9月9日更新情報】視察先が決定!
【9月17日更新情報】参加定員に達したため受付を締め切りました!
(視察先)
・前田農産食品(本別町):小麦、甜菜、ポップコーン、ヒマワリの生産、食品製造
・十勝しんむら牧場(上士幌町):放牧による酪農業、乳処理業、乳製品加工業、菓子製造業、飲食業
・とかちフルーツビレッジ(音更町):白桃・黄桃の生産、地域の果実を使った加工品の製造販売
2024年2月「Tokachi Innovation Caravan」の模様
10月17日(木)13:00-20:30:カンファレンス(キーノートスピーチ、トークセッション、KAIKON COLLABORATION PITCH、ミートアップ)
タイムテーブル
・13:00-13:10:オープニング
・13:10-14:00:キーノートスピーチ
・14:00-14:15:(ネットワーキングブレイク)
・14:15-15:10:トークセッション1
・15:10-15:25:(ネットワーキングブレイク)
・15:25-16:55:KAIKON COLLABORATION PITCH
・16:55-17:10:(ネットワーキングブレイク)
・17:10-18:05:トークセッション2
・18:05-18:10:クロージング
・18:10-18:30:(ネットワーキングブレイク)
・18:30-20:30:ミートアップ
キーノートスピーチ(13:10-14:00):思いこそが挑戦のはじまり。けれども思いだけではビジネスは作れない
“途上国から世界に通用するブランドをつくる”という理念のもと、ビジネスを通じて社会貢献を続けるファッションブランド「マザーハウス」の副社長であり、経営者・起業家を支える経営ゼミを運営する山崎大祐さん。これから起業する人や地域企業経営者など、すべての参加者の心に火をつけるキーノートスピーチ。
・株式会社マザーハウス 代表取締役副社長 山崎大祐(東京都)
トークセッション1(14:15-15:10):ローカル発、それぞれのビジネスストーリーと成長プロセス
ローカルビジネスの起業家が、より大きな市場へ果敢に挑戦する理由とその手法とは?事業を通じてより良い地域社会の実現を目指す際に直面する壁や、その乗り越え方について探ります。
・連続起業家・ビジネス教育研究家 福山敦士(香川県)
・株式会社PECOFREE 代表取締役 川浪達雄(福岡県)
・株式会社ママのHOTステーション 代表取締役 倉嶋香菜子(音更町)
・(モデレーター)公益財団法人とかち財団/LAND 小田晃一郎
KAIKON COLLABORATION PITCH(15:25-16:55)
十勝内外のスタートアップが全国から集結し、未開のチャンスを掘り起こす!?十勝の価値をアップデートする最新のソリューションを紹介し、登壇者と参加者が事業連携を創出することを目指すピッチセッションです。
【9月9日更新情報】登壇者が決定!
(登壇企業)
・amu株式会社(宮城県)【水産・農業】
:全国の漁港から回収した廃漁網をアップサイクルして価値ある製品を生み出す、宮城県気仙沼市発の廃漁網アップサイクルベンチャーです。「いらないものはない世界をつくる。」をビジョンに世の中のゴミ、無価値とされているものを再資源化して新たな価値を吹き込みます。
・アルプス技研グループ(神奈川県)【農業・人材】
:アルプス技研グループは株式会社アルプス技研を中心に、技術者派遣や農業派遣、訪問介護など幅広い人材ビジネスを展開しております。今回は当社グループ会社である株式会社DONKEYで開発している農業用ロボットDONKEYの最新モデルのご紹介と、DONKEYを活用したスマート農業で省力化・省人化促進のため高度農業人材のご提案いたします。
・株式会社e-Combu(広尾町)【水産・畜産】
:南十勝の広尾町を拠点に、「もったいない昆布」を活用した牛のゲップによるメタンガス排出を低減する飼料添加物の研究開発を行ってる。現在、広尾町産の昆布を使った養鶏場向けの粉末飼料や農業用の液肥を販売している。2024年6月に創業。
・クラフトバンク株式会社(東京都)【建設・人材】
:2021年、内装工事会社からのMBOにより創業。工事会社向け経営管理システム「クラフトバンクオフィス」を開発・運営。日本が世界に誇る建設職人の生産性向上に取り組む。また、全国33都道府県で年100回「職人酒場」を開催し、建設業経営者のノウハウ共有や建設会社のマッチング機会をリアルで提供している。
・株式会社ソルプレーサ・イノベーションズ(清水町)【スポーツ・地方創生】
:株式会社ソルプレーサ・イノベーションズは十勝から初のプロスポーツクラブを目指す、北海道No. 1フットサルチーム〝ソルプレーサ十勝〟の運営を主軸にスポーツを通じた地方創生事業、マーケティング事業等を展開し、スポーツ分野でのスタートアップ組織を目指し活動しております。
・十勝シティデザイン株式会社(帯広市)【観光・地方創生】
:消費から創造へ。長く空洞化現像に苦しむ帯広の中心市街地。そこは未開の十勝の原野が農業王国「フードバレーとかち」に至る明治期からの創造拠点だった。十勝開拓の原点に戻り、都市が持つ創造機能の活力を地域全体を課題解決・未来創造に繋げていく。十勝シティデザイン株式会社は、人が交わる触媒となるHOTEL NUPKA、街の魅力を高める馬車 BAR、そして、都市圏と地域の関係人口を増加させる「リゾベーション」へと事業を広げ、中心市街地に価値創造拠点としての機能の実現を目指している。当日は、内閣府関係人口創出・拡大のモデル事業として採択を受けた「関係人口型地域商社」事業モデルの取組みを中心にお話します。
・とかちフルーツビレッジ(音更町)【農業】
:2023年音更町にて起業。十勝では栽培が難しいと言われていた白桃・黄桃の生産、地域の果実を使った加工品の製造販売に取り組む事業を開始。2024年に試験的に桃の収穫が成功し、2025年に本格的な白桃・黄桃の収穫を予定している。
・株式会社Perma Future(静岡県)【農業・観光】
:旅行じゃなくて農業しない?半日は農業や漁業、酪農のおてつだい、もう半日は観光しても仕事しても自由!7700円で全国80か所で2週間まで滞在できる半農半X型農業ワーケーション。いつもとは全く違う旅行体験ができるプラットフォームサービス。
・株式会社PITTAN(兵庫県)【ヘルス・畜産・農業】
:”Lifelong Positivity”をビジョンに、誰でも簡便に自分の身体の状態を見える化できることをミッションに2022年神戸で創業。「肌は健康の鏡」と言われますが、皮膚や筋肉をケアするための汗中栄養成分分析をスキンケアやフィットネス事業者向けに提供しています。動物の栄養状態、農地の微生物代謝物、加工品製造における品質保証などにも応用可能な技術です。
・株式会社WAKU(岡山県)【農業】
:WAKUは植物のCO2固定機能を向上させるグルタチオンを含有する高機能有機肥料・バイオスティミラント資材の開発・販売に取り組んでおり、グルタチオンによる、農業分野における環境負荷低減と作物収量増の両立を目指しています。
トークセッション2(17:10-18:05):地域資源・課題×新事業〜大企業は十勝をどう見ているのか?〜
大企業は地域資源や課題をどのように捉え、事業化しているのか?規模の異なる十勝の中小企業との連携は有りうるのか?十勝企業×大企業による新事業創出に向けたヒントを模索します。
・石屋製菓株式会社 経営管理部 ゼネラルマネージャー 近藤亜実(札幌市)
・栗田工業株式会社 イノベーション本部 新規事業開発部門 事業開発第一グループ 部長 柳原茂生(東京都)
・エア・ウォーター北海道株式会社 事業企画部 インキュベーショングループ リーダー 棟方祐介(札幌市)
・(モデレーター)公益財団法人とかち財団/LAND 髙橋司
ミートアップ(18:30-20:30)
「KAIKON-開墾-」の夜はまだ終わらない!事業創発の可能性を無限に広げる白熱のミートアップ。
※参加費:6,000円(事前要予約)
MC
・NoMaps広報/フリーランス コミュニティマネージャー 中野智文
・公益財団法人とかち財団/LAND 山口壮太
参加申込はこちらよりどうぞ!
登壇者プロフィール
・株式会社マザーハウス 代表取締役副社長 山崎大祐(東京都)
1980年東京生まれ。慶應義塾大学在学中に途上国の貧困・開発問題に興味を持ち始め、卒業後、ゴールドマン・サックス証券株式会社に入社。その後、創業前から関わってきた株式会社マザーハウスの経営に参画し、2007年に取締役副社長、2019年からは代表取締役副社長に就任。「思いをカタチにする」経営ゼミ「Warm Heart, Cool Head.」を主宰。
・連続起業家・ビジネス教育研究家 福山敦士(香川県)
新卒でサイバーエージェントに入社、グループ会社の取締役に就任。 2016年独立し、株式会社レーザービームを創業。クラウドソーシングサービスを起ち上げ、東証スタンダードの株式会社ショーケースにM&A、同社取締役に就任。YouTube事業を起ち上げ、東証プライムのスカラ社のグループ企業へ譲渡。営業支援会社のDORIRU(旧ギグセールス)をM&A。2023年、プロ野球独立リーグ香川オリーブガイナーズ球団をM&A、代表取締役社長に就任。「学問をつくる」活動として慶應義塾高校、鎌倉学園高校で講師(ビジネス探求/実践講座)を務める。高校時代は甲子園ベスト8。著書累計13万部。3児のパパ。
・株式会社PECOFREE 代表取締役 川浪達雄(福岡県)
1984年、福岡県福岡市生まれ。 前職の産業給食会社では、工場長や取締役部長を務める。 2021年2月に株式会社PECOFREEを創業し、高校生が学校で食べる弁当をスマートフォンで予約注文可能な宅配サービス「PECOFREE」を展開。 私たちのミッションは、「“食による地域経済の活性化“ 生徒、保護者、サプライヤーの幸せの最大化」を目標に取り組んでいます。
・株式会社ママのHOTステーション 代表取締役 倉嶋香菜子(音更町)
母子応援歴24年の3兄弟の母。全国100カ所以上で講演会や講座を実施。2020年に大阪から十勝へ移住し、地域おこし協力隊となり、3か月後に「ママのHOTステーション」を立ち上げる。その後独立し、2024年1月に株式会社を設立。地域課題解決を目指した多世代交流型の居場所づくりを進めている。保育士・介護支援専門員資格保有
・(モデレーター)公益財団法人とかち財団/LAND 小田晃一郎
1986年北海道帯広市生まれ。国家公務員として主に情報通信や国際協力分野における業務を担当した他、海外赴任時には日本企業支援やODA事業の組成業務等に携わる。2022年より帯広市にUターンし、とかち財団/LANDに参画。LANDでは主に、十勝事業者の支援業務や域内外のネットワーク構築に関する業務を担当している。
・石屋製菓株式会社 経営管理部 ゼネラルマネージャー 近藤亜実(札幌市)
北海道札幌市出身 2005年北海道大学経済学部卒業 ホテルチェーン勤務、知財事務所勤務を経て、 2013年に子育てのため東京からU ターン 2016年 石屋製菓株式会社入社 人事部にて主に採用業務に従事後、 2018年に経営管理部に異動 経営管理全般(経営企画、法務、知財、コンプライアンス体制構築)業務に従事。 2022年5 月~ 現職 現在は、ISHIYAグループ全体の最適化と更なる発展のための組織体制づくりをミッションとしている。
・栗田工業株式会社 イノベーション本部 新規事業開発部門 事業開発第一グループ 部長 柳原茂生(東京都)
1974年神奈川県生まれ。1997年栗田工業に入社。水処理プラント建設の営業を経験後、
2022年からシナリオプランニング、戦略構築、及び企業間連携による事業創出に携わる。
2024年から社会価値を起点としたイノベーションに関わる新規事業開発の担当となる。
・エア・ウォーター北海道株式会社 事業企画部 インキュベーショングループ リーダー 棟方祐介(札幌市)
1979年札幌生まれ。2000年に臨床検査技師 国家資格を取得し、5年ほど医療機関にて従事。主に心電図、脳波、エコー検査などを行う。その後睡眠事業に力を入れていた、北海道エア・ウォーター株式会社(現:エア・ウォーター北海道株式会社)に入社。10年ほど睡眠事業に従事した後、在宅医療事業全般の運営管理業務を行う。その後新たな挑戦として、社内公募にて、本社事業企画部に異動し、エア・ウォーターの森プロジェクトマネージャーの一人として、オープンイノベーション施設運営や新規事業創造が主たるミッションとなる。
・(モデレーター)公益財団法人とかち財団/LAND 髙橋司
1977年十勝・帯広市生まれ。埼玉大学卒業後、印刷会社やITベンチャーでの営業・編集・ディレクション業務、東京・丸の内の十勝産食材の飲食店店長業務に従事。2012年に十勝にUターンし、食の販路開拓事業・商品開発事業に従事した後、2017年にとかち財団に入職、事業創発支援を担当。2019年に開設したLANDを通じて、起業創業や十勝の事業者の新たな取り組みをサポートしている。
・(MC)NoMaps広報/フリーランス コミュニティマネージャー 中野智文
1997年さいたま生まれ。豊田高専建築学科の在学中にフィンランド留学を経験。卒業後は札幌市立大学デザイン学部に3年次編入。卒業研究では、子ども向けのコミュニティ通貨の実証実験を行い、優秀賞を受賞。その後、同大学院に進学したが休学したのち、退学。2022年秋から1年半ほど、北海道新聞社の新規事業「SAPPORO Incubation Hub DRIVE」にてコミュニティマネージャーを務めた。現在は、NoMaps 広報や北海道移住ドラフト会議 広報として、札幌を拠点にフリーランスとして活動中。
・(MC)公益財団法人とかち財団/LAND 山口壮太
1997年北海道帯広市生まれ。前職では帯広市に本社を置く企業のデザイン部門でグラフィックデザイナーとしてチラシ、ポスター、ロゴ制作の業務に携わる。2021年、起業活動の中でLANDと出会い、同年とかち財団/LANDに入職。現在は、事業者の起業支援やネットワーク構築に関する業務を行うとともに、主に大学生をはじめとする学生の起業家育成に関する業務を担当している。
参加申込はこちらよりどうぞ!
実施体制
・主催:公益財団法人とかち財団/LAND
・共催:フードバレーとかち推進協議会、国立大学法人北海道国立大学機構帯広畜産大学、株式会社日本政策金融公庫、一般社団法人AgVenture Lab
・後援:総務省北海道総合通信局、農林水産省北海道農政事務所、北海道十勝総合振興局、STARTUP HOKKAIDO実行委員会、独立行政法人中小企業基盤整備機構北海道本部、十勝地区農業協同組合長会、帯広商工会議所、帯広信用金庫、一般社団法人北海道中小企業家同友会とかち支部、NoMaps実行委員会、EZOHUB
■「十勝アグリ&フードサミット」(2023年10月開催)の模様は、以下ウェブサイトからご確認いただけます。
・十勝Z団レポート:
前編
後編